2008年4月30日

初冷房:Wed, 30 Apr 2008 14:25:53

アチいっすね。

室外温度が25℃を超え、電車に今年初の冷房が入りました。
ひゃっこいです。


大宮駅(操駅)の電留線に相模線の205系が停まっていました。レア物です。

廃車? と思ったのですが、尻を工場に向けていたので、出場したところかも。

修理か、化粧直しかもしれません。


そんな感じの、今日の大宮です。

2008年4月29日

新型教習車:Tue, 29 Apr 2008 14:13:37

20070525_training-train.jpg
何日か前、大宮駅で妙な電車を見たような気がしていました。

顔つきはどう見ても209系の顔なのですが、帯の色に違和感がありました。

暗くてはっきりしなかったのですが、どうも、オレンジと緑のツートーン、つまり"湘南色"に見えたのです。

しかし、そんな車両があるはずがありません。209系がこの色の帯を巻いているはずがない、と思ったので、その時は暗かったし、目の錯覚かもしれない、と思ったのですが、今日、図らずも東大宮の車両センター脇で再会を果たしました。

なんと、新型の教習車だったのです。

見まごう事なき湘南色の帯を巻いた、209系の2両編成。それが視界の端によぎった一瞬、「あっ!」と思って乗っていた自転車を停め、見入ってしまいました。

ボディサイドには"TOKYO OMIYA TRAINING CENTER" の文字。
東京・大宮車両センター所属の教習車に間違いありません。

廃車になった209系車両を再利用したと思われます。デジタルATCも積んでいますし、新世代の電車のトレーニングには絶好なのではないでしょうか。

こんな形の"余生"もあるんだなあ、と感慨を覚えました。

先日の邂逅は、東大宮へ回送中の係留だったのでしょう。

電車の脇には『あおば』と書いた駅名標も立っていました。電車ごっこのようで、ちょっと微笑ましい構図でした。

2008年4月 9日

209系廃車回送?:Wed, 9 Apr 2008 22:28:52

今日、出掛けに土呂駅に向かって線路沿いを歩いていたら、本線と平行する回送用の線路を妙に場違いなスカイブルーの帯を履いた電車がガタゴトとやって来ました。
京浜東北線の209系電車でした。

おや?、と思い、直ぐにはたと気付いて車体に書かれた車両番号を見ると、やはりとても若い番号でした。

新車の投入でお役御免になった電車を、廃車まで一時的に東大宮の車両センターに留め置くための回送なのでしょう。

★★★★

209系車両は、量産用のE231系に先んじて製造された低コスト、軽量、短寿命タイプの最初の形式でした。

デジタルATCと呼ぶ、コンピューター制御の運転システムを初めて導入したほか、カーテンを無くし巨大なUVカット1枚ガラスを使用、尚且つ窓ガラスを固定し冷暖房のみで車内温度のコントロールを図るなど、色々な面で挑戦的なアイデアを盛り込んだ車両でした。

投入から20年あまりが経過し、初期に製造された車両は寿命が来る時期とはいえ、ステンレスのボディはまだピカピカしており、「これが廃車になる電車なのか?」と思わずにはいられませんでした。

設計寿命とはそういうものだと思いつつも、なんだか勿体なく感じられて、願わくは何処かのローカル線で再度活躍の場を与えられることを祈りたい気持ちです。

いまだにオンボロの103系を使っている秩父鉄道にぜひ...

デジタルATCはローカル線では使いようがありませんが...。